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佐崎司と愉快な仲間達

ゲーム、アニメ、CG、iOS開発など思いついたことを記事にしています。 管理人が3人いますので、記事にまとまりはないと思います。 iPhoneアプリのレビュー依頼も受け付けています。

iOSライブラリ使用時の6つのライセンスについて

わか

Githubなどで、ライブラリを導入する際にライセンスの確認は必須です。
Githubで主に使用されているライセンスに関して記載します。

パブリックドメイン
最も制約がないライセンスです。自由に使用できます。

MIT
緩いライセンスです。
ソースコードにライセンス文を記載する必要あり。

BSD 新3条項
緩いライセンス。
ソースコードにライセンス文を記載する必要あり。

・BSD 旧2条項
それなりに緩いライセンス。
ソースコードにライセンス文を記載する必要あり。
バイナリを配布する際に、ライセンス文を表示しなければならない。

・Apatch
それなりに緩いライセンス。
ソースコードにライセンス文を記載する必要あり。
バイナリを配布する際に、ライセンス文を表示しなければならない。

・GPL v3
制限が厳しいライセンス。商用には事実上使用できない。
使用するには、ソースコードを公開しなければならない。
バイナリを配布する際に、ライセンス文を表示しなければならない。

考察
Github内では主にMITが多く使用されている感じがします。
赤字で記載したライセンスであれば、アプリ内で著作権を明記しなくても良いと思います。ソースコード内では明記する必要があります。この解釈については私がインターネットで調査した結果の答えですが、間違っているかもしれません。

補足
気になったのは、ライセンスに関して誤った使用をしている場合、誰がどのようにしてライセンス違反を特定しているのか?ということです。少し調べた結果、Appleがライセンス違反特定用のアプリケーションを走らせているらしいです。その結果、誰でも知っているような有名なアプリでさえ、ライセンス違反しているものが多いそうです。その中にはGPL違反しているアプリもあり、Appleが警告しているそうです。
そもそもライセンス違反をしているかどうかをどのようなアルゴリズムで判定しているでしょうね。私が思いつくのは、バイナリファイルのシンボルを調べるくらいです。中のアルゴリズムを調べるなど事実上不可能でしょうし。

商用で作成する以上リスクは最小限にする必要があります。ライセンス違反と警告される前に調査するようにしましょう。




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